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Oracle NetSuiteとは?特徴をわかりやすくご紹介
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将来の企業成長を見据えて基幹システムの刷新を検討する中で、「Oracle NetSuite(ネットスイート)」という製品を目にする機会もあるのではないでしょうか。
Oracle NetSuiteは、会計・販売・購買・在庫・生産管理など、企業の基幹業務を一つのシステムで管理できるクラウドERPです。
本記事では、Oracle NetSuiteとはどのようなERPなのか、基本的な仕組みや特徴、導入することで得られるメリットについて、初めての方にもわかりやすくご紹介します。
この記事はこんな方におすすめです。
・Oracle NetSuiteについて初めて調べている方
・基幹システム・ERPの刷新を検討している方
・NetSuiteの特徴や他の基幹システムとの違いを知りたい方
・将来の事業成長やAI活用を見据えたERPを検討している方
読了時間:約6~8分
1. Oracle NetSuiteとは?
Oracle NetSuiteは、Oracle社が提供するクラウドERPです。
会計・販売・購買・在庫・生産管理など、企業の基幹業務を一つのシステムで管理することができます。
NetSuiteの歴史は長く、1998年の提供開始から25年以上にわたり機能強化を続けてきました。
現在では世界43,000社以上の企業で利用されるなど、クラウドERPとして豊富な導入実績を持っています。
NetSuiteの特徴の一つが、創業当初からクラウドでの利用を前提に開発されている点です。
オンプレミス型のシステムを後からクラウド化したものではなく、クラウドネイティブなSaaSとして設計されているため、企業の成長や事業の変化に合わせて柔軟に利用できます。
サービスを支えるクラウド基盤には、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)が活用されています。
OCIは日本政府のクラウドサービス評価制度「ISMAP」に登録されており、高いセキュリティが求められる環境でも利用されているクラウド基盤です。
こうしたOracleのクラウド基盤のもとで、企業の重要な経営データや業務データを安全に管理できる環境が提供されています。
2.Oracle NetSuite 特徴
NetSuiteの大きな特徴をまとめると、以下の6つが挙げられます。
まずは全体像をご覧いただき、それぞれの特徴について順に詳しくご紹介します。
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① 統合されたオールインワンERP
NetSuiteでは、会計・販売・購買・在庫・生産管理・CRMなど、企業の基幹業務を一つのシステムで統合管理できます。
一度登録した取引データを各業務で共通して利用できるため、二重入力やシステム間連携の負担を減らし、データの整合性を高めることができます。
また、複数のシステムやExcelに分散していた業務を集約することで、部門をまたいだ業務プロセスの連携や標準化にもつながります。
② リアルタイムの経営可視化
NetSuiteに蓄積されたデータは、各業務の処理に合わせてリアルタイムに更新されます。
部門ごとに異なるシステムやExcelで管理する場合と比べ、データの収集・集計にかかる手間を減らし、整合性の取れた最新のデータを、必要なときにすぐ確認できる環境を構築できます。
さらに、ダッシュボードやレポートを活用することで、売上・利益・在庫状況などをタイムリーに可視化し、データに基づく迅速な経営判断につなげることができます。
③ 柔軟性と拡張性
NetSuiteには、25年以上にわたり世界中の企業で培われたベストプラクティスが標準機能として取り入れられています。標準機能をベースに、ノーコードによる設定変更から、カスタマイズ、アドオン開発、外部システム連携まで柔軟に対応できます。
また、カスタマイズやアドオンはNetSuite本体と分離して管理され、Oracleが互換性に配慮したバージョンアップを提供しているため、開発部分への影響を抑えやすい仕組みとなっています。そのため、企業の成長や事業・業務の変化に合わせて継続的にシステムを拡張できます。
④ 高い信頼性とセキュリティ
NetSuiteは、Oracleのクラウド基盤であるOracle Cloud Infrastructure(OCI)上で提供されています。
OCIは、日本政府のクラウドサービス評価制度「ISMAP」に登録されており、NetSuiteもSOCやPCI DSSなど、各種セキュリティ・コンプライアンスに対応しています。
企業の基幹システムに求められる高いセキュリティと信頼性を備え、会計情報や顧客情報などの重要な経営データを安心して管理できる環境を提供しています。
⑤ クラウドSaaS
NetSuiteは、創業当初からクラウドを前提に開発されたクラウドネイティブなSaaS型ERPです。自社でサーバーを構築・運用する必要がなく、インフラの保守・バックアップ・災害対策などもサービスとして提供されます。
また、定期的なバージョンアップによって新機能が継続的に提供されるため、オンプレミスシステムのような大規模なバージョンアッププロジェクトを抑えながら、システムを継続的に進化させることができます。
システム運用・保守の負担を軽減し、IT部門がより付加価値の高い業務へリソースを集中できることも、SaaSならではのメリットです。
⑥ AI活用基盤
Oracle社は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)やAI領域への投資を積極的に進めており、NetSuiteにもAI機能が継続的に拡充されています。
また、ChatGPTやClaudeなどの外部AIと連携することで、NetSuiteに蓄積された会計・販売・購買・在庫などのデータを、分析や情報検索、業務効率化などに活用することも可能です。
AIを有効活用するためには、その前提となる企業データが整理・一元化されていることが重要です。NetSuiteは、基幹業務とデータを一元管理することで、AI時代に向けたデータ活用基盤を構築できます。
ERPを単なる業務システムではなく、将来的なAI活用を支えるデータ基盤として活用できることも、NetSuiteの大きな特徴です
まとめ
Oracle NetSuiteは、基幹業務とデータを一元化し、業務効率化やリアルタイムな経営状況の可視化、事業の変化に合わせた柔軟な拡張を実現できるクラウドERPです。
ERPを検討するうえでは、細かな機能の有無だけでなく、自社が目指す経営や業務の在り方と、ERPが持つ思想やコンセプトが合っているかという視点が重要です。本記事でご紹介した特徴も、自社との相性を考える一つの判断材料として参考にしていただければ幸いです。
次回は、NetSuiteで解決できる代表的な課題と、実際にどのような目的や方針でNetSuiteが選ばれているのかについてご紹介します。
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